BASIO4の後継機種として発売された最新モデル。
お勧めポイントなど比較しながら解説しています。ご参考になれば幸いです。
処理速度の向上がBASIO4よりも向上している
処理をスムーズに行なうには「CPU」と呼ばれる部分が重要です。CPUの性能がUPしているので動画を再生する際や、動画撮影、アプリの利用など様々な部分でスムーズに動くようになりました。BASIO4ではかんたんスマホとしての機能性は良かったのですが、スマホそのものの性能は低かったので、弱点を補ったスマホがBASIOactiveになっています。
LINEなどのアプリ自体が定期的に進化しているので、CPU性能はより良いものが快適にスマホを扱うことができますので、少し慣れてきた方や、最初からかんたんスマホで動画などを視聴したい方にはこちらの機種が一番おすすめです。
オンラインマニュアル(端末の取扱説明書)
使いやすさはBASIO4に似ているが、性能面で格段にパワーアップ
価格もお買い求めやすい機種で「コスパ」「性能面」で簡単スマホNo1だと言えます。細かな部分ですが性能面では「動画の処理をするチップ(例えばyoutubeや動画再生アプリ、ゲームなど)が内蔵されています。」LINEなどのアプリが毎月の様にアップデートがあり、そのアップデートにスマホ本体が対応するためにはある程度性能が重要になったり、AndroidのOSバージョンが古くないのかも判断基準になってきます。BASIO4を持っているシニアの方は多いと思います。今回はBASIO4とBASIOアクティブの違いをわかりやすくご紹介します。
BASIO activeとBASIO4の主な10の違い
1. 耐久性
- BASIO active: 防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)、耐衝撃(MIL-STD-810H準拠)
- BASIO4: 防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)
BASIOアクティブはハンドソープを使って洗うことができます。※国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープ(シャープ株式会社調べ)その他の洗剤は使用しないでください。
コロナウイルスやインフルエンザウイルスなど流行する際に、スマホを清潔に保つことはとても大切です。スマホは一般的にトイレより汚いと言われていて、菌が繁殖しやすいので常に清潔にしておくことをお勧めします。BASIOアクティブならハンドソープで洗うこともできるので、気になった際に気軽に清潔を保つことができるでしょう。
引用:シャープ公式サイト
2. OS
- BASIO active: Android 12
- BASIO4: Android 11
3. ディスプレイ
- BASIO active: 5.6インチ液晶(HD+、解像度1440 x 720)
- BASIO4: 5.6インチ液晶(HD、解像度1280 x 720)
4. プロセッサ
- BASIO active: オクタコア MediaTek Helio G35(クロック速度最大2.3GHz)
- BASIO4: クアッドコア MediaTek MT6762(クロック速度最大1.8GHz)
BASIOアクティブの方がプロセッサ自体がパワーアップしているので、処理速度が飛躍的に向上しました。
5. メモリ
- BASIO active: 4GB RAM
- BASIO4: 3GB RAM
メモリは勉強机の様な意味合いを持っています。例えば勉強の際に机は広い方が作業がしやすいですよね。その様なイメージでメモリも数字の大きい方が動作が快適になります。具体例を出すと、LINEを開いた状態で、YouTubeを見ながら、ブラウザでマップを検索して、ナビをしてもらっている状態で、動画撮影も途中で行なったり、電話でビデオ通話をしたりと、同時に何個もアプリや動作を重ね合わせて行なう際に、メモリが大きい方が動作が重くなりにくいということになります。
6. ストレージ
- BASIO active: 64GB ROM(microSDカードスロットで最大1TBまで拡張可能)
- BASIO4: 32GB ROM(microSDカードスロットで最大256GBまで拡張可能)
ストレージの違いは2倍多くなっていますが、正直64GBでも足りない人が多くなってきているのが現状です。SDカードを利用することをお勧めします。
7. カメラ
- BASIO active: リアカメラ:13MP(オートフォーカス、LEDフラッシュ)
- BASIO4: リアカメラ:8MP(オートフォーカス、LEDフラッシュ)
BASIO アクティブの方が、カメラ性能も向上しています。
8. バッテリー
- BASIO active: 3300mAh(取り外し不可)
- BASIO4: 3000mAh(取り外し不可)
バッテリーの数値はそこまで差がないですが、プロセッサやメモリが向上している為、電池の持ちも良くなっています。BASIO activeのバッテリーは、待機時間においてBASIO4よりも長持ちします。ただし、バッテリーの持続時間は充電状態や使用環境(温度、通信状況など)によって異なることに注意してください。
- BASIO4の待機時間(連続待受)は、約500時間(20.8日間)です。
- BASIO activeの待機時間(連続待受)は、約770時間(32.1日間)です。
9. 通信
- BASIO active: 5G対応(Sub-6のみ)
- BASIO4: 4G LTE対応
項目/機種名 | 4G(BASIO4) | 5G(BASIOアクティブ) |
---|---|---|
速度と帯域幅 | 最大速度は約1Gbpsです。 | 最大速度は10Gbps |
遅延 | 通常10〜100ミリ秒 | 5Gの遅延は、1ミリ秒未満 |
接続性 | 一度に比較的少数のデバイスしか接続できない | 5Gは、より多くのデバイスを同時に接続できます。 |
スペクトル効率 | 4Gのスペクトル効率は、1Hzあたりのデータ転送量で表されます。4Gの理論上の最大スペクトル効率は、1ビット/秒/Hzです。 | 5Gは、4Gよりもスペクトル効率が高く、より少ないスペクトル帯域幅でより多くのデータを伝送できます。ビームフォーミングなどの技術を使っています。 |
セキュリティ | ー | 5Gは、4Gよりも高度なセキュリティ機能を備えており、より安全な接続を提供します。 |
その他の違い | 4Gサービスは、世界中で広く普及しています。2023年現在、世界のモバイル通信契約数のうち、4Gが約65%を占めています。 | 全体として、5Gは4Gよりもはるかに高速、低遅延、高容量、多接続性のネットワークを提供します。これにより、新しいアプリケーションやサービスが可能になり、私たちの生活や仕事の仕方に革命を起こす可能性があります。 |
4Gの開始は下記の通りです。5Gが使えるスマホは4Gにも対応しているので「BASIOアクティブ」はお勧めです。
- 2012年9月: NTTドコモ
- 2012年10月: KDDI
- 2014年2月: ソフトバンク
10. 価格
- BASIO active: 約3万円
- BASIO4: 約2万円
性能面の比較
BASIO activeは、より新しいAndroid 12を搭載しており、BASIO4のAndroid 11よりも多くの機能とセキュリティアップデートを提供します。また、より強力なオクタコアプロセッサと4GBのRAMを搭載しているため、マルチタスクやグラフィックスを多用するアプリの実行においても優れたパフォーマンスを発揮します。さらに、5G対応により、より高速なデータ転送速度も実現します。
使い勝手の比較
両方のデバイスとも、使いやすいAndroidインターフェイスを搭載していますが、BASIO activeはいくつかの追加機能を備えています。
- かんたんモード:簡略化されたインターフェイスと大きなアイコンで操作が容易になります。
- 通話アシスタント:発話によるコマンドで電話をかけるのに役立ちます。
- マクロキー:よく使うアプリや機能にワンタッチでアクセスできます。
- イヤホンマイク一体型イヤホン:イヤホンを耳に装着するだけで通話や音楽再生をハンズフリーで操作できます。
また、BASIO activeは耐久性に優れているため、アクティブなライフスタイルを送る人や、落としたり水に濡れたりする可能性のある環境で使用する人にとってより適しています。
BASIO4は京セラが作っていましたが、BASIOアクティブはSHARPが製造しています。使い勝手は特に大きな変化はないです。簡単スマホを使っている方はBASIOアクティブをお勧めしています!この機会にぜひBASIOアクティブをご購入検討することをお勧めします。